10年後の仕事のカタチ10のヒントを読みました。

10年後の仕事のカタチ10のヒントを読みました。
AppleでiPodやMacの仕事に携わっていた松井氏とノマド研究所の大石氏の対談をまとめた書籍です。
お二人の本はいくつか読んだことがありますので、この本も購入してみました。

今後の働き方の刺激になる

海外と日本との差をわかりやすく書いていたり、お二人の今までの経歴から得た仕事に対する洞察が本書から得られるのもよかったです。

専門性を極めていくと、活躍のフィールドがすごくデカくなっていくんです。

自分の専門性の中で、できることの仕事のレベルを上げていく感じ。自分の国を出て行って外で大きなことをしたり、国や会社を移ったりして、プレイングフィールドのレベルをあげていくんです。

中間管理職が不要になります。要はあまりにも通信技術が発達したので、途中で取りまとめてくれる人がいらない。

管理職として何を期待されていたかっていうと「仕組み」を作ることなんですよ。要するにビジネスを回す仕組みですね。

極論は「うまく回る仕組み」をつくるのがうまければうまいほど、出世を重ねて、支配階級になるんです。面白いビジネスの仕組みを考えつく人ってそれなりにたくさんいるんです。

この中でもぼくが非常に共感し納得できたのは、仕組みを作ることこそが重要であるという視点です。
当たり前かもしれませんが、まるで自販機のような仕組みを作ることができれば楽ですよね。
実際、いつもそういうネタを探していたりします。

上手いビジネスの仕組みって、怠け者じゃないと思いつかないと思うんですよ。自分が怠けたい一心で効率のいいやり方を考える。そういうの大事だと思うんです。

ビジネスを作るというのは、極論するとこの仕組みづくりをするということですよね。仕事のやり方を効率化する。自動で回るようにする。

さいごに

本書はそれほど分量があるわけではありませんので、サクッと読めます。
その割に内容は充実しているのではないかと思います。

仕組みを作るという話を中心に引用しましたが、他にも海外生活や世界中との労働力と共に仕事をしてきたという視点からの日本の価値などについても語っており、面白く読めました。

仕組みを作るということでいえば、今なら海外のクラウドソーシングなど使って、個人でも面白い仕組みを安価に提供できそうですし仕組みづくりを念頭におくというのはしっくりきました。

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