本は死なない Amazonキンドル開発者が語る「読書の未来」を読みました。

本は死なない Amazonキンドル開発者が語る「読書の未来」を読みました。
Kindleを開発者したプロダクトマネージャーが出した本です。
Kindleの誕生秘話や、出版業界との交渉などのストーリーも面白い内容なのですが、著者が考えている電子書籍観といいますか電子書籍の未来をどう考えているのかが垣間見える非常に興味深い本でした。

写本から、グーテンベルクの印刷やら現在の印刷技術、Kindleやその他の電子書籍までの情報を保持する媒体という視点での歴史を一通り追いながら、それぞれのターニングポイントで失ったものが何だったのか、現状と比較しながら電子書籍を解釈していき、著者が見ている電子書籍の未来がどれぐらい現実的なのかを感じとっていくような本です。

ぼくは紙の優位な部分とデジタルのメリット、それぞれにあると思うんですよね。
著者もそのことは、指摘していて紙の機能を全て電子書籍に持ち込むのは現状では難しいと判断しています。
例えば、中古本の販売。読み終わった本というものをデジタルデータでは、第三者へ譲渡することが難しく売ることもできないのが基本です。

これは、紙の本でないと現状では実現できません。
日本ではまだ、公開されていませんが、貸し借りをサポートするというのもハードルが高い一つの機能です。
このあたりは、上手く取り入れて実現して欲しいですね。


他にも、紙の本にしか刻めない持ち主のストーリーもあると書いています。手書きのメモや、こぼしかコーヒーのあと、しおりの代わりに挟んでいたメモ用紙、そういったものも大事にしたいと著者は言います。
ですが、そういった機能がなかったとしても電子書籍の優位は変わらないとも本書では書いています。
紙の本がゼロになることは、すぐにはないでしょうけれど希少な存在へとなっていくのでしょう。

本の表紙がなくなりつつあるのは、残念でならない。表紙には芸術作品としての価値や歴史的な価値があることも考えると、なおさら惜しい気がする。

紙の本は生き残るだろう。だふぁ紙の形で出版される本の大半は、おそらくメディアや広告で派手に宣伝される一部のベストセラーだけになっていくはずだ。
コレクションとしての紙の本も人気を博し続けることが予想される。しかし、今後の主流になるのはやはり電子書籍だ。

利便性だけが重要ではないけれど、本というものが情報のコンテナという側面がある以上、これは仕方がないのかなぁと思います。

いつか電子書籍へ切り替わるときが来る。

今のところ、市場規模では紙の本の方が上ですが必ず電子書籍が主流となるときが来ると断言しています。
これは、音楽業界のCD→データという流れでもそうなのかなと思いますし、利便性という物差しで測るとすぐに手に入って、かさばらず、いつでも読めるというのは大きなメリットです。

日本では、本屋が至る所にあり本を買うためにかかるコストがそれほど大きいとは思わないので、アメリカと比較すると緩やかに電子書籍に移行するのではないかと思っています。

基本的には本屋で本を買うことは、それなりに楽ですし簡単なのですがそれでもネットで購入する方が便利です。
ぼくは、Amazonのワンクリックで本を買う利便性だけでも驚嘆しましたが、Kindleですぐに読めるという事実が本当に嬉しいです。

今では本屋に行く回数は極端に減り、たまにAmazonのフィルタ以外を通して本を発見したいときに行くぐらいになりました。

紙の本も好きだけれど電子書籍の方がもっと好きなので、どんどん普及して欲しいですね。

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