Google検索にAIモードが搭載され、ついに日本でも利用できるようになりました。これまで海外限定だった機能が、ようやく僕たちも使えるということで、早速試してみた感想をお伝えします。
Google公式ブログでも詳しく解説されているので、合わせてチェックしてみてください。
AIモードとは何か
GoogleのAIモードは、従来の検索結果とは異なり、AIが質問に対して会話形式で回答してくれる新しい検索体験です。
従来の検索では:
- キーワードで検索
- 複数のWebページから情報を探す
- 自分で情報を整理・判断する必要がある
AIモードでは:
- 自然な質問形式で検索可能
- AIが複数の情報源から要約して回答
- 追加質問で深掘りすることも可能
Google Workspaceアカウントでも利用可能に
僕のメインアカウントはGoogle Workspaceのビジネスアカウントなのですが、こちらでも問題なくAIモードが利用できています。
これまでGoogle Workspaceユーザーは、一部の新機能が後回しになることが多かったので、今回同時に利用できるのは嬉しいポイントです。
実際の利用方法
AIモードの利用方法は非常にシンプルです:
- AIモードにアクセス
- 自然な文章で質問を入力
- AIが回答を生成してくれる
実際に使ってみた感想
さっそく何個か質問してみたのですが、想像以上に自然で詳細な回答が返ってきます。
複雑な質問にも対応
例えば「東京から大阪まで最安で移動する方法を、時間別に教えて」といった複合的な質問にも、きちんと整理された回答をもらえました。
- 新幹線の料金と所要時間
- 高速バスの選択肢
- 航空券の価格比較
- 時間帯による料金の違い
こうした情報を一つの回答でまとめて提示してくれるので、従来のように複数のサイトを巡回する必要がありません。
追加質問での深掘りが便利
最初の回答に対して「もう少し安い方法はありますか?」といった追加質問ができるのも大きなメリットです。
上のような例では、ヒッチハイクとかを提案されちゃいますが・・・。
会話形式で質問を重ねることで、自分の求める情報により近づけることができます。
従来検索との使い分け
AIモードは非常に便利ですが、すべての検索を置き換えるものではないと感じています。
AIモードが得意な場面
- 複雑な質問や比較検討
- 複数の情報を整理して欲しい時
- 初めて調べる分野の概要を知りたい時
- 「おすすめ」や「方法」を聞きたい時
従来検索が向いている場面
- 特定のWebサイトを探している時
- 最新のニュースや速報
- 画像や動画を探している時
- 専門的で正確性が重要な情報
日本語での精度も十分
英語版を先行して使っていた人からは「日本語版の精度はどうなの?」という質問をよく聞かれますが、実際に使ってみた限りでは十分実用的だと感じています。
日本特有の情報(交通機関、地域情報、文化的な内容)についても、適切に回答してくれることが多いです。
注意点とデメリット
便利なAIモードですが、いくつか注意すべき点もあります:
情報の正確性をチェックする習慣を
AIが生成する回答は非常に自然ですが、必ずしも100%正確とは限りません。
特に:
- 最新の情報(価格、営業時間など)
- 専門的な内容
- 医療や法律関連の情報
これらについては、公式サイトでの確認が必要です。
回答生成に時間がかかることも
従来の検索に比べて、AIが回答を生成する時間が必要になります。
急いでいる時や、単純な情報を求めている時は、従来の検索の方が早い場合もあります。
これからの検索体験の変化
AIモードの登場により、検索という行為自体が大きく変わりそうです。
従来の「検索→複数サイト確認→情報整理」という流れから、「質問→AI回答→追加質問」というより会話的なプロセスに変わっていくのかもしれません。
僕自身、複雑な調べ物をする際は、まずAIモードで全体像を把握してから、詳細を従来検索で調べるという使い分けをするようになりました。
まとめ
GoogleのAIモードがついに日本で利用可能になったことで、検索体験が大きく向上しました。
特に印象的だったポイント:
- Google Workspaceアカウントでも問題なく利用可能
- 日本語での回答精度が想像以上に高い
- 複雑な質問や比較検討に非常に便利
- 会話形式での深掘りができる
一方で、情報の正確性確認や、従来検索との使い分けは重要です。
まだ使ったことがない方は、ぜひ一度試してみてください。検索に対する考え方が変わるかもしれません!
Google公式ブログの詳細記事も合わせて読むと、より理解が深まると思います。